初心者でもできる高金利の資金運用。

資産運用と言う言葉がはやり始めてから随分経っていますが、やはり金融と言うのは複雑で難しくまた高金利の商品ほどリスクが大きい為なかなか初心者が独学で金融市場に参加するというのは抵抗感があります。
しかし、周知のとおり日本はゼロ金利政策と呼ばれる政策が長期間続いており、また政府の多額の借金の関係からアベノミクスのように政策的にインフレを誘導するという経済環境になってきました。

資産運用で一番やさしく安全で確実なのは定期預金への預金ですが、長年ゼロ金利政策で0.25%の雀の涙程度だった銀行預金金利もマイナス金利政策導入後は、0.10%以下まで低下しました。
これではもし政府のインフレ誘導が上手くいった場合、自分の金融資産が目減りしてしまうということになります。
初心者でも簡単に始められる資産の目減りへのヘッジとして考えられるのが外貨預金です。
先進国は概ね低金利政策を実施していますがそれでも日本の銀行預金金利に比べれば高金利といえるかもしれません。
一般に高金利の国は経済成長の著しい新興国です。
しかし新興国の場合、政治的な不安定さなど様々なカントリーリスクを抱えています。
比較的政治的に安定し高金利の国と言ったらオーストラリアやニュージーランドが有名でしょう。
これらの国の通貨で外貨預金すれば初心者でも金融資産の目減りをヘッジすることが可能です。

あと、心配になるのが手数料です。
しかし定期預金であれば手数料はゼロです。
ただし外国の通貨に変換するので為替手数料がかかります。
外貨預金でかかる手数料はこれだけです。
外貨預金のデメリットとしては為替損が発生しうること、そして預金保護の対象外というところです。
しかしよく調べて適切な金融機関を選べば初心者でも確実に高金利を得られることには間違いありません。

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コーヒー物価の低下と趣味の充実。その意外な関係。

コーヒー豆の価格は産地での天候等、短期的には上下変動を繰り返していますが、超長期で見た場合、戦後一貫してコーヒー豆の物価は低下しています。
特に70年代後半に大きな下落があり、喫茶店の粗利が減少し多くの喫茶店が閉店に追い込まれました。
多くの喫茶店が生き残るために昼食ランチの提供したり夜アルコールで粗利を稼ぐカフェバー、またはファッション喫茶のような風俗産業へ業態替えする店舗も多く出現しました。

コーヒー豆の物価は戦後一貫低下トレンドであるにもかかわらず喫茶店のコーヒーの値段は上昇し続けています。
1980年頃と比べると現在の総合物価指数は約1.3倍ほどですが喫茶店のコーヒーの値段は1980年に250円ほどであったのが現在では500円近く、約2倍になっています。
これはコーヒー豆の原価が低く喫茶店でのコーヒーの値段のほとんどが人件費だからです。
このためスターバックスのような人件費を節約してコーヒー一杯の値段を抑えるセルフサービスのチェーン店が主流になったのは周知の通りです。

コーヒーだけに限らず食料品の物価は戦後低下傾向にあります。
食料品物価の低下はエンゲル係数の低下に大きく寄与しています。
1960年頃、約40%だったエンゲル係数は現在23%ほどです。
食料や衣類、耐久財に費やす消費が減った分上昇傾向にあるのは娯楽教養費です。
つまり趣味に費やす額が増大しています。

さらに近年増加傾向にあるのは情報通信費です。
これはパソコン、インターネット、携帯電話、スマホなどが普及したことが大きく寄与していると思われます。
食料品や耐久財の生産性上昇に伴う物価の低下は教養娯楽費や情報通信費などと言った形で趣味への支出の割合を増加させます。
これは人々の生活が豊かになり、より心の豊かさを実現できる時代になったことを表しているのではないでしょうか。

複雑な歴史を持つトルコへの投資。 お得か否か?

トルコ共和国は東洋と西洋の間にあり長い歴史の中で多様な人種、民族、宗教、言語が入り乱れて形成されてきた国です。
トルコ共和国の成立は1923年ですが本格的に国民国家として近代化・西洋化を始めたのは1980年代初めのクーデターと1982年の憲法の制定以降のことです。

トルコは1990年代に経済が低迷し政府は巨額の債務を抱えるようになりました。
21世紀に入ってから経済成長率は改善され新興国の一つになったとはいえ国民は高いインフレに悩まされています。
こうした近年の歴史からトルコ政府は高金利政策の継続を余儀なくされています。
欧米先進国が経済低迷の為概ね低金利政策が基調な中トルコは相対的に金利が高く政治・経済的な不安定さはあるものの資産運用の対象国としてはお得な国と言って良いのではないでしょうか。
外貨預金はもちろん外国為替取引においても高い金利の国の通貨はスワップポジションから言ってお得な通貨です。

トルコの通貨トルコリラは近年デノミを行った歴史があり未だ不安定な通貨と言えるかもしれませんが高い金利を考慮すればそのリスクを相殺するお得な通貨と言えるでしょう。
トルコはその複雑な歴史から未だ多くのリスクを抱えている国とはいえ金融経済面からはお得感のある投資対象国であることには間違いありません。

イスタンブールに象徴されるトルコの複雑な文化と政治

トルコは西洋と東洋のちょうど真ん中に位置し、歴史的にも多様な人種、民族、宗教、文化が入り乱れ、それぞれが対立しつつ入り乱れ混合し、極めて複雑な社会・文化を形成しています。
トルコの最大の都市イスタンブールはまさに長い歴史の中で東洋と西洋が入り乱れる大都市です。
人口も1000万を超え東京に迫る巨大都市です。

イスタンブールは観光地としても大変有名なところですが、その一つにイスタンブールにはイスラム教に基づく古い建築物やキリスト教に基づく歴史的建築物が混在しているからです。
イスタンブールのみを見てもトルコと言う国がとても複雑な文化や政治的背景を持っているとわかります。

1980年代初めのクーデター以降、トルコ政府は国民国家としてのトルコ共和国を形成すべく様々な世俗化政策を採ってきました。
トルコは現在EU加盟を申請している国です。
トルコ政府の正式見解ではトルコはヨーロッパの国とされています。
日本政府の正式見解は中東アジア国です。
このようにトルコは多民族、多宗教、多言語の国で政治も大変複雑で小規模政党が乱立している状況にあります。
EU加盟するには人権問題をクリアした統一された国民国家を形成しなければなりませんがトルコはイスラム教徒が多く世俗主義に慎重な公正発展党が与党を占めます。

一方ヨーロッパ化を推し進めEU加盟を実現し、より自由経済を発展させようとする中道左派の共和人民党も大きな勢力を持っています。
この二つの政党が連立政権を組み安定した行政運営を目指しましたが交渉は決裂してしまいました。
この時トルコリラも大きく暴落し経済も不安定化しました。
トルコが政治・経済的に安定するには今しばらく時間がかかりそうです。

世界から信用されるお金を持つことが輸出を増やす。

お金とは何でしょうか。お金というと普通はお札つまり日本銀行券や小銭つまり財務省の補助貨幣を思い浮かべる人が多いと思います。
しかし近年インターネットの発達によって電子マネーなどというものも出現してお金のイメージが曖昧になってきてるのではないでしょうか。

「お金」と日本語でも書くようにお金はもともとは金でした。
1944年の国連ブレトンウッズ会議まで世界の国々が金本位制を採っていたことは多くの人が知っていると思います。
1971年ドルの金兌換の制度がなくなると世界は管理通貨制度の世界になり、お金は何の実体も持たないただの信用制度になりました。
そうです、現代のお金とは信用制度に基づくただの数字、交換比率です。
インターネットでやり取りされる電子マネーがこの実態を最もよく表現していると思います。

ドルの金兌換停止以後、世界は変動相場制に移行したため毎日時々刻々と各国の通貨、つまりお金どうしの交換比率が変わっています。
この世界のお金同士の交換比率の変化は世界の経済に大きな影響を与えます。
1985年のプラザ合意の後の円高では貿易立国日本の輸出が激減し大変な不況になりました。
この時の大胆な金融緩和がその後のバブル経済の一因になったと言われています。
最近ではアベノミクスによって円安が誘導されましたが昔ほどの効果はなかったものの輸出の伸びに貢献したことは事実です。

現在のお金とは信用です。
英語でお金のことを「マネー」と言いますが、これは「プロミス(約束)を心に留める」と言う意味です。
お金は信用ですから世界の中で日本の経済や円が信用を保つためには法治主義を徹底し約束を守り信用を獲得し続けることが大切です。